カウンセリング

カウンセリングとは、臨床心理士や公認心理師など、こころのケアの専門職と利用者様による対話方式で実施します。
こころのケアの専門職は、十分な教育、訓練を受け、支援法を習得しており、複数の資格を保有するなど、専門性を絶えず磨いております。
対話形態は、対面およびオンラインにより柔軟に設定することも可能です。
さがみはらカウンセリングルームは完全予約制で時間制になっており、守秘義務を大事にしておりますので、安心してお話していただけます。

憂うつになる
不安やパニックになり、落ち着かない
不眠や睡眠の問題が続いている
イライラする
緊張しやすい
学校や職場に行きたくない
ストレスが続いて、体調不良になっている
自分のこだわりや考え方が気になる
人とのコミュニケーション、人間関係がうまくいかない
などなど

そんなことはありませんか?
友人や家族のアドバイスだけでは解決しない、こころの悩みや重荷をひとりで抱えていませんか?

私たちは、あなたと一緒に、あなた自身が持つ、「こころの力」を引き出していくお手伝いをします。

カウンセリングの流れ・料金について

1.お問い合わせ・ご予約
まずは電話・予約フォームでお問い合わせください。
完全予約制のため、必ず事前にご連絡をお願いいたします。
現在、心療内科などの医療機関に通院中の方には、カウンセリングが医療機関での治療の妨げとならないよう、主治医の同意を得ていただくようお願いいたします。
インテーク面接担当者の性別にご希望がある方は、お問い合わせの際にお伝えください。
※予約状況によってはご希望に添いかねる場合がございます。
2.インテーク面接(50分 5,000円)
来室していただき、現在お困りのこと、そのきっかけ・エピソードを伺います。
さがみはらカウンセリングルームでは、インテーク面接でお話しされた内容を基に、その方に相応しいと思われる担当カウンセラーを検討させていただいております。
利用される方にとってよりよいサービスが受けられる他の機関がある場合にはご紹介いたします。
相談内容や心身の状態などによっては、継続的なカウンセリングをお引き受けできない場合がありますので予めご了承ください。
また、カウンセリングの方針を決めるために、生育歴、家族関係、お体の状態などもお伺いしていきます。

(1)現在のお困りの内容
(2)来室の経緯
(3)それが始まった時期ときっかけ・エピソード、経過
(4)過去の相談歴・受診歴
(5)生育歴(生まれ、こどもの頃の印象、学歴、職歴など)
(6)家族関係
(7)健康状態   など

当日にインテークシート(PDF)に記入いただくために、予約時間の15~20分前の来室をお願いいたします。
ご自宅で印刷・記入してお持ちいただきますと、スムーズに相談に入ることができます。
担当カウンセラーが決まりましたら、さがみはらカウンセリングルームよりご連絡を差し上げ、初回面接の調整を行います。
担当カウンセラーが決まるまでに約3~4開室日かかります。
3.初回面接(50分 6,000円)
ご来室いただいた皆さまとカウンセラーの双方が納得した方法で、カウンセリング方針を立てさせていただきます。ひとりひとりのお悩みや性格に合わせ、最適なカウンセリング技法で対応いたします。継続で面接を行う場合、担当カウンセラーの出勤している曜日に合わせてお越しいただくことになります。
4.継続面接(50分 8,000円)
初回に伺ったお悩みや問題に対して、 目標設定や問題の解決に向けた予定を組み、継続的にカウンセリングを行っていきます。
ペースや回数は人それぞれです。
必要に応じて、近隣の医療機関・公的機関へのご紹介が可能です。
また、完全予約制のため、予約の変更・取消は必ず予約前開室日13時までにご連絡ください。
前開室日13時を過ぎての連絡や連絡の無い場合はキャンセル料(4,000円)を申し受けます。
※気象災害及び災害発生時の予約の変更・取消についてはキャンセル料を申し受けません。

面接時間枠について

  午前 午後 最終面接
開始時刻
火曜日~金曜日 10:00~13:00 14:00~19:00 18:00
土曜日・日曜日 10:00~13:00 14:00~17:00 16:00
閉室日 月曜日・祝日・年末年始

面接枠はそれぞれ00分から50分までを1枠としています。
万が一お時間に間に合わない場合には、終了のお時間を延ばすことができませんため、
特に初めてのご来室の際には、時間に余裕をもってのご来室をお願いいたします。

各開室日の13時から14時までは留守番電話での対応とさせて頂きます。予約の変更等はメール
でも受け付けております。併せてご利用くださいませ。

来室歴のある方は予約カードに記載している電話番号あるいはメールアドレスにご連絡くださいませ。

従業員支援プログラムについて

従業員支援プログラム(Employee Assistance Program:EAP)とは、職場の生産性を向上させるために、行動科学の観点から個人や企業に解決策を提供するプログラムです。

さがみはらカウンセリングルームでは、各団体・提携機関と業務提携を結び、企業や各種団体、健康保険組合にご所属の方々が一定回数まで費用負担なくカウンセリングをご利用いただけます。
また、ご本人様だけでなく、配偶者様やお子様、ご両親様等の被扶養者の方々のご相談も可能となる場合があります。
さまざまな症状についての相談だけでなく、職場や家庭生活でお困りのことといった内容にも対応いたします。

お申込み・お問合せは、ご所属の企業、各種団体、職員団体、健康保険組合が窓口となります。
利用内容や対象などの詳細についてはご所属の企業、各種団体、職員団体、健康保険組合の窓口やホームページ、機関誌などでご確認ください。


よくある質問

健康保険は使えますか?

当カウンセリングルームは医療機関ではございませんので、健康保険をご利用いただくことはできません。ご了承ください。

カウンセリングや心理療法と、精神科・心療内科との違いはなんですか?

精神科・心療内科は医療機関で、医師が医療行為を提供することが主となります。
カウンセリングや心理療法は、こころのケアの専門職である心理職が提供する支援です。
医師による医療行為に基づく、お薬の処方や診断書の発行は、医療機関にご相談ください。
心理職は、十分な教育、訓練を積み、専門的技術を習得しており、臨床心理士、公認心理師などの資格を保有しております。

急いでいるのですが、予約制ですか?

原則、予約制です。カウンセリングの流れは、電話かメールにより予約いただいた後、インテーク面接→こちらで担当を決め、初回面接→継続面接という流れになっております。

話の内容はどのようなことでも良いのでしょうか?

どのような内容でも大丈夫です。
「こんなことを話しても良いのだろうか」と思い、誰にも相談できずに過ごしてきた人もいらっしゃると思います。
ご自身が話したいことや解決したいこと、それだけでなく漠然とした不安などもお話しください。
うまくお話ができなくても、カウンセラーが丁寧にお話をうかがっていきます。クライエントさまと一緒に解決の糸口を探していくお手伝いをしてまいります。

相談内容は秘密にしてもらえますか?

もちろん秘密厳守です。カウンセラーには守秘義務がございます。お話しされた内容が外部へ漏れることはございませんのでご安心ください。

カウンセリングは未経験で、どのような進め方で相談したらよいのでしょうか?

カウンセリングは、こころのケアの専門職である心理職が提供する支援です。
心理職は心理学、臨床心理学、カウンセリング技術などをベースにして、クライエントさまの不安や悩みを解決し、回復を目指すために、絶えず研鑽を積み、最善の方法を提供するよう努めております。
カウンセリングやこころの相談の未経験の方や、話し方、相談の仕方に疑問をお持ちの場合、心理職がクライエント様のペースを尊重しながら、進めていきます。
また、相談にまつわる不安や疑問にも随時お応えしながら、対話を進めますので、安心してご相談いただけると思います。

本人が来談しなくてもいいの?

ご家族の方などの相談も受け付けております。ご本人が来談できない場合もあると思います。一緒に対処法を考えていきましょう。

どんな人がカウンセリングを受けているの?

こんなときにご相談ください。

年齢、性別、国籍を問わず、様々な方がいらっしゃっています。

以下のような、症状がある、お困りごとを抱えている、お悩みが解決しない、心のつらさやしんどさを相談したい方は、ぜひお問い合わせください。

・緊張しやすい
・急に不安に襲われる
・リラックスできない
・パニックになりやすい
・人の視線が気になる
・あがり症で人前で話すのが不安
・誰かに悪口を言われている気がする
・確認行動が止まらない
・同じ事ばかりをぐるぐる考えてしまう
・事件や事故の情報を聞くと、不安になってしまう
・トラウマを抱えており、不安が強い
・過去の辛い体験がフラッシュバックする

・眠れない、途中で起きてしまう、不眠がつらい
・熟睡感がない
・疲れやすい
・気持ちが安らげず、疲れが取れない
・やる気がでない
・怒りっぽくなった
・怒りのコントロールを身に着けたい
・気分の波や不安定さがあり、改善したい
・衝動を抑えられない
・人や嗜癖物に依存してしまう
・ゲームやギャンブルなどが止められない
・自傷行為を止めたい
・ストレスからの体調不良が続いて、日常生活に支障がある

・人と話をすることが苦手
・人付き合いが苦手
・人とのコミュニケーションがうまくいかない
・対人関係を築いたりできず、よい関係が続かない
・パートナーとの関係で悩んでいる

・自信がなく、仕事や学校でいつも緊張する
・マイナス思考やネガティブ思考を何とかしたい
・自分の性格を理解し、進学や仕事での活躍につなげたい
・メンタル不調を抱えていて、ストレスに弱い
・自己肯定感を上げたい
・過去のことを後悔し、クヨクヨしてしまう
・神経質で、感覚過敏
・繊細で、常に人の気持ちを考えてしまう
・孤独、孤立を抱えていて今後の人生が不安

・発達特性を抱えているが、得意不得意を把握して自己理解を深めたい
・人と考えがずれている、人の気持ちが分からない
・不注意で同じミスを繰り返してしまう
・他人の気持ちを考えずに発言して、傷づけてしまう
・同じことに没頭、集中して、日常生活に支障がある

・家庭不和、離婚問題を抱えている、関係修復を進めたい
・家庭についての悩みがある
・メンタル不調の家族への関わり方を相談したい
・家族や親族の問題が抱えており、相談したい
・虐待について
・幼いころのトラウマについて
・成育歴が気になり、生きづらさを抱えている
・性別への違和について
・恋愛の問題
・ひきこもりで家族が悩んでいる
・引きこもり状態を脱したい
・アダルトチルドレンかもしれない
・金銭トラブルや金遣いが荒く、家族や仕事に迷惑をかけている

・子育てで悩んでいる
・子どもの不登校が続いており、解決のヒントがほしい
・学校で問題やトラブルが起きている
・いじめの問題

・職場不適応を改善したい
・仕事のストレスを抱えている
・仕事に集中できない、ミスやトラブルが続いている
・職場のハラスメント問題
・メンタル不調での休職や復帰に向けて相談したい
・ワークライフバランスを整えて、いきいきと働きたい
・ストレスチェックで高ストレスと判定された、今後の働き方を改善したい

・メンタル不調で服薬しているが、カウンセリングを併用して改善したい

など

カウンセリングの頻度は?

人によって個人差があり、週に1回のペースで来談する方、隔週の方、月に1回の方など、様々です。
また、回復のペースにも個人差があることをご了承ください。

カウンセリングの時間は?

1回50分の時間で行っております。

心理検査を受けてみたいのですが。

心理検査の目的次第でどのような検査がふさわしいのかなど判断した上で実施いたします。
カウンセリングを継続中のかたは担当カウンセラーにご相談してみてください。

はじめての方は心理検査のページをご覧ください。

病院にも通院しているのですが。

カウンセリングと薬物療法を並行させていくことも可能です。
精神科・心療内科に通院中の方は主治医の承諾を頂いてください。

何か持っていくものはありますか?

初めて来談される方で、服薬されている方は、お薬情報が分かるものをご持参していただけたらと思います。
また、初めて来談される方は、症状のことなど、記載していただきたいものがございますので、20分程早めに来談していただけたらと思います。
医療機関などに通院中の方は、情報提供書等をご用意いただけますとスムーズに面接を実施できます。

お子さんがカウンセリングを受ける場合には、お子さんの発達や学習のこと、ご家族のことなどについて記載していただきたいものがございます。
記載する際には母子手帳や学校の成績などが分かるものを持参していただけると、記入しやすいかと思います。
また、以前に他機関で心理検査を行ったことがある方はその時の検査結果が分かるものを持参していただけると、カウンセリングの参考となります。

カウンセリングルームの待合室の書籍等は貸出していますか?

ご希望の方には、貸出しを行っております。
ただし、他の方にもご覧いただけるよう、おおむね1ヶ月程度でのご返却をお願いいたします。

まだ分からないことがあるのですが。

メールか電話で直接お問い合わせくださいませ。